幼稚園児の長女がパパのことを男の子がどうか悩んでた
最近は大人と対等に話せるくらいおしゃべりになってきた長女。
家に帰って来てからずっとしゃべっている。
お話の内容はたいていはどうでもいいことだ。
先生がお弁当を全部落としちゃって、みんなでウィンナーを一つづつあげた!と聞いた時は、先生何個ウィンナー食べたんだろう?と疑問に思ったものだ。
次女のおしゃべりははっきり言って全く意味が分からない。
「あおむちたんがぶっくりちてね~、ごはんたべすぎちゃったんよ~おなかいたいいたいなんよ~だめよね~?」
青虫がびっくりしてご飯を食べすぎてお腹が痛くなったとしても母には関係ないわ!
と言いたい思いをこらえつつ「はらぺこあおむし」の絵本を読んだんだろうな・・・と想像するくらいだ。
そんな次女に比べて、長女と話すのはおもしろい。
中身のある話はほとんどないのだが小さいなりに一生懸命考えていることが伝わってくるからだ。
ある日、長女が
「ねぇねぇ、お父ちゃんって男の子だよね?なのに、なんでちゃんがついているの?」と聞いてきた。
幼稚園で女の子は~ちゃん、男の子は~くんと呼ばれていることに気付いた長女。
男の子のはずのお父ちゃんが「ちゃん」はおかしいと疑問に思った様子。
我が家はパパママではなく「お父さん、お母さん」で教えてきた。
ところが、長女が発音できたのはお母さんじゃなくて、「あーちゃん」だったのだ。
それからお父ちゃん、お母ちゃんが定着して現在に至るのである。
小さい時は「パパ」「ママ」のこと好き?など知らない人に質問されてもパパとママが何者か分からなかった長女。
そんな長女の小さな疑問。
ほほぉ~面白いことを言うなぁ~と感心したけど、答えにつまってしまった。
そもそもなんで「ちゃん」「くん」なのだ?と訳が分からなくなりそうだったが、何とか答えを出してみた。
「大人はみんな「さん」で呼ぶから、お父ちゃんじゃなくて、お父さんにしてみたら?そうしたら変じゃないでしょ?」
「小学生のお兄さん、お姉さんはみんなお父さんって呼んでるみたいだしね~」
そう言ってみた所、納得してくれた長女。
子供の切り替えは早いもので、お父ちゃんは大人だから「お父さん」なの!とその日からあっさりお父さんと呼び始めた。
お父ちゃんにお手紙を書くときも「おとうさん」と書いていて母感激♪
ならなんで、大人の母はいつまでも「おかあちゃん」なのか?知りたくてたまらないのだが、どうぜ、女の子だからだよ!と返事が返ってくることが分かっているから聞かない。
なにはともあれ、小学校入学を前に「お父さん」と呼ぶようになったのは喜ばしいこと♪と夫婦で長女の成長を喜んでいたのもつかの間だった。
いつもようにお散歩中に近所の人に会った時、大事件勃発!
「○○のおっちゃん」と苗字+おっちゃんでその方の事を呼んでいた長女。
大人で男の人だと思ったのでしょう。
「ちゃん」は変だと思ったのでしょう。
お姉さんになるんだから大人の呼び方を・・・と思ったのでしょう。
「○○のおっさん、おはようございます!!」と大声でご挨拶。
固まるおっさん・・・いえ・・・おじさん。
倒れそうになる母。
慌てて事情を説明し、お詫びをしたらおじさん爆笑してくれました。
長女に「おっちゃん」は「おじさん」へと変更することを説明したものの、分かったような分からなかったような怪しい様子だ。
おしゃべりが成長するのはとても嬉しいことだけれど、しばらくは気をつけて様子を見なければ!!と思う母なのでした。